デュースサイドの立ち位置とマナーを理解して安心して試合に臨もう!

庭球犬
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デュースサイドの位置やルールがあいまいなままだと、試合中に自信をなくしてしまいそうで不安になることも多いはずだワン?

テニスの試合でサーブを構えたときに、ここが本当にデュースサイドなのか一瞬迷ってしまい、落ち着いて構えられなかった経験がある人は少なくないはずです。デュースサイドの意味や立ち位置、マナーまで整理しておくと、ポイントの始まり方がすっきり見通せてプレーに集中しやすくなります。

この記事では、テニスのデュースサイドの基本ルールから、シングルスとダブルスにおける役割、マナー、戦術、練習法までを一つの流れでわかりやすくまとめます。読み終えるころには、デュースサイドからサーブやレシーブに入る場面でも戸惑わず、自分のプレーを安心して出しやすい感覚がつかめていることを目指します。

  • デュースサイドとアドサイドの位置と違いを整理したい人向けの基礎解説
  • サーブ順やダブルスのレシーブ位置など細かなルールとマナーの確認
  • デュースサイドで生きる戦術と、苦手を克服する練習やチェックポイント

テニスのデュースサイドの意味と基本ルールを整理する

テニスのデュースサイドがどこかあいまいなままだと、サーブを打つ前やレシーブに入る前に毎回小さな不安がよぎり、プレーに集中しづらくなります。まずはテニスのデュースサイドの位置と呼び方のルールをゆっくり整理してみましょう。

デュースサイドとアドサイドの位置関係

ベースラインに立ってネットを正面に見たとき、自分の右半分のコートがデュースサイド、自分の左半分がアドサイドというのがテニスの基本的な区分です。相手コートでは鏡写しになるため、相手から見れば右側がデュースサイドになりますが、自分の基準で「ネットに向かって右がデュースサイド」と覚えておくと迷いにくくなります。

右利きと左利きで変わるデュースサイドの見え方

右利きの選手はデュースサイド側でフォアハンドのクロスを打ちやすく、左利きの選手は逆にバックハンド側がデュースサイドに来ることが多くなります。利き腕によって得意なショットは変わりますが、コートの右半分をデュースサイドと呼ぶルール自体は利き腕に関係なく共通であるため、誰と組んでも同じ呼び方で会話できる状態にしておくことが大切です。

デュースサイドで使われる場面とスコアの関係

ゲームの第1ポイントは必ずデュースサイドからサーブが始まり、その後はデュースサイドとアドサイドを交互に移動しながらポイントを進めていきます。スコアで言うと0対0、15対15、30対30、デュースなど、同点の場面では毎回デュースサイドからプレーが再開されるため、試合の流れの起点になる場所だと意識しておくとよいです。

項目 デュースサイド アドサイド ポイントとの関係
位置 自分から見てコート右半分 自分から見てコート左半分 ネットを正面に見た向きで決まる
サーブ開始 ゲームの第1ポイントで必ず使用 第2ポイント以降に交互に使用 同点のときはデュースサイドから再開
プレッシャー ラリーの流れを作る場面が多い ゲームポイントがかかりやすい 重要度の感じ方が左右で少し違う
利き腕との相性 右利きはフォアのクロスが打ちやすい 右利きはバックのクロスが中心 左利きだと役割がほぼ逆になる
呼び方 正式名称として使うのがマナー 「アドサイド」と略しても問題ない 「右サイド」「左サイド」だけでは曖昧

このようにテニスではデュースサイドとアドサイドが対になってゲームの流れを形作っているため、どちらがどちらかを瞬時にイメージできることが大切になります。特にデュースサイドはゲーム開始と同点の場面で何度も登場するので、自分がどのポイントでデュースサイドに立つのかを自然に追いかけられるようになると試合全体のリズムがつかみやすくなります。

フォアサイド・バックサイドと言わない方がよい理由

デュースサイドを「フォアサイド」、アドサイドを「バックサイド」と呼ぶ言い方は、右利き同士でプレーしていると一見分かりやすく感じるかもしれませんが、左利きの選手が混ざると意味が逆転してしまうという問題があります。テニスでは誰と組んでも共通の理解でプレーできるように、正式な呼び名であるデュースサイドとアドサイドを使うことがマナーだと考えておくと安心です。

初心者がデュースサイドを理解するためのコートの見方

初心者のうちはラインの名前や広さに意識が向きやすく、デュースサイドという言葉だけではイメージしづらいことも多いです。そのときは「ベースラインを真ん中で縦に割った右半分がデュースサイド」という一枚の図を頭に描くようにし、ベンチからコートを眺めるときも同じ見方で確認しておくと少しずつ感覚が安定していきます。

テニスの試合で落ち着いてラリーに入るためには、まずコートのどこがデュースサイドなのかを体で覚えることが出発点になります。ここさえ迷わなくなればサーブ順やレシーブ位置の確認もスムーズになり、デュースサイドに立った瞬間からやるべきことをすぐに思い出せるようになっていきます。

テニスのデュースサイドでのサーブ順とポイントの数え方

デュースサイドに並んだとき、「次はどちらのサイドからサーブだったかな」と一拍迷ってしまうと、そのままリズムを崩してしまうことがあります。テニスではデュースサイドとアドサイドをどの順番で使うかが決まっているので、サーブ順とポイントの関係をまとめて押さえていきましょう。

デュースサイドから始まるサーブ順のルール

シングルスでもダブルスでも、ゲームが始まるとサーバーは必ず自分のデュースサイドから最初のポイントのサーブを打ちます。そこからはポイントが進むごとにデュースサイドとアドサイドを交互に移動してサーブを続けるため、サーバーはスコアを正しく数えながら自分が今どちらのサイドに立つべきかを確認しておくことが大切です。

デュースサイドでのファーストサーブとセカンドサーブ

デュースサイドからサーブを打つときには、ベースラインを踏まないように構え、相手のデュースサイドのサービスボックスへ斜め方向にボールを入れます。ファーストサーブがフォルトした場合には同じデュースサイドからもう一度セカンドサーブを打つので、慌ててアドサイド側に動いてしまわないよう、サーブの打ち直しでも立ち位置が変わらないことを意識しておくとよいです。

タイブレークでのデュースサイドの扱い

タイブレークでも最初のポイントはサーバーがデュースサイドからサービスを行い、その後は決められた順番でサーブとサイドを切り替えていきます。通常のゲームと比べてポイントの切り替わりが早く緊張感も高まりやすいため、特にデュースサイドでどのスコア状況からプレーが始まるのかを事前に頭の中でシミュレーションしておくと、焦らずに構えやすくなります。

テニスではデュースサイドがゲームの始まりとスコアの区切りに繰り返し登場するため、サーブ順とセットの中での流れを意識することが重要です。自分がどのゲームでどのスコアのときにデュースサイドからサーブやレシーブに入るのかを整理しておくと、試合全体の展開を俯瞰しながら自分のペースでプレーしやすくなります。

ダブルスでのデュースサイドの役割とマナー

ダブルスではペアの片方がデュースサイド、もう片方がアドサイドを担当するため、どちらに立つかの判断と役割分担がとても重要になります。テニスのデュースサイドでの動き方やマナーを共有しておくと、ペア同士の意思疎通がスムーズになり、試合中の小さな誤解を減らせるので安心です。

ダブルスでデュースサイドを担当する人の決め方

一般的には、プレッシャーのかかるゲームポイントが多いアドサイドにペアの中でより安定したプレーヤーが入ることが多く、もう一方がデュースサイドを担当します。とはいえ、ロブが得意であればデュースサイド、クロスのバックハンドが得意であればアドサイドなど、ショットの特徴やメンタルの得意不得意を話し合って決めることが、ダブルス全体のバランスを整える近道になります。

デュースサイドでの立ち位置と動きのマナー

デュースサイドを担当する選手は、レシーブのときにサービスラインの少し後ろに立ち、ペアが前衛にいる場合はボールを追いかけすぎて前衛の動線をふさがないように気を付けます。サーブ側になったときには、デュースサイドからサービスを打った後にどこまで前に出るのか、どのボールは自分が追いかけてどのボールは前衛に任せるのかを事前に決めておくと、互いの動きがぶつかりにくくなります。

庭球犬
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お互いの動き方を決めないままデュースサイドに立つと、正面のボールでぶつかってしまい簡単なポイントを落としてしまうことがあるから要注意だワン。

声かけとジェスチャーでデュースサイドのミスを減らす

ダブルスではポイントの前に「次もデュースサイドでレシーブから行くね」などと一言確認し合うだけで、サイドの勘違いによるミスをかなり減らせます。ラリー中も、自分がデュースサイド側からボールを追いかけるときには「オーケー」や「僕が行く」などの短い声をかけ、ペアにボールを譲るときには素早く下がるジェスチャーを入れると、二人の役割がより明確になります。

テニスのダブルスで安定して勝ちたいなら、どちらがデュースサイドに入り、どのように立ち位置と役割を分担するかをペアで早めに決めておくことが重要です。デュースサイドのマナーや声かけのパターンを共有しておけば、試合中に戸惑う場面が減り、ペアとしての一体感を保ったまま最後まで戦いやすくなります。

テニスのデュースサイドで生きる戦術とショット選択

テニスのデュースサイドでは、同じサーブとリターンでもアドサイドとは見える角度や狙いやすいコースが少し変わってきます。自分が得意なショットと相手の特徴を組み合わせながら、デュースサイドでどのようにポイントを組み立てるかを工夫していくことがおすすめです。

デュースサイドでのサーブ戦術の基本

右利きの選手がデュースサイドからサーブを打つ場合、スライス系のサーブでワイドへ逃がすか、フラットやスピンサーブでセンターへ集めるかの二本柱を作ると、相手に読まれにくくなります。デュースサイドからワイドにサーブを打てれば相手をコートの外側に引き出してオープンスペースを作りやすく、センターへのサーブを混ぜれば真ん中でラリーを始めて安定した展開に持ち込めるため、狙いを明確にしておくとよいです。

デュースサイドのリターンで狙いたいコース

デュースサイドでのリターンは、クロスに深く返してラリーの主導権を取りにいくパターンと、相手の前衛やバック側を突いて揺さぶるパターンを使い分けると効果的です。特にダブルスでは、デュースサイドからネットプレーヤーの足元に沈めるリターンや、ロブで頭上を抜くショットが有効になる場面が多いので、どのコースに返せばペア全体として攻めやすくなるかをイメージしながら構えることが大切です。

レベル別に意識したいデュースサイドの戦略

初級者のうちは、デュースサイドからはまずダブルフォルトを減らし、相手コートのクロス方向へ安定して返球することを最優先にすると、試合の中で落ち着きを保ちやすくなります。中級以上になったら、相手のバック側にボールを集めたり、デュースサイドからポイントを組み立ててアドサイドで仕留めるパターンを用意したりと、一歩踏み込んだ戦略を準備しておくと、勝負どころで自信を持って選択できるようになります。

このようにテニスのデュースサイドでは、サーブとリターンのどちらでもコース選択が試合の流れに大きく影響します。自分の武器となるショットをデュースサイドでどのように使うのかを事前に考えておくことで、同じ構図のポイントが何度続いても迷わずに自分らしい組み立てを続けやすくなります。

デュースサイド上達のための練習メニューとチェックポイント

頭の中でテニスのデュースサイドのイメージが整理できても、実際の試合でとっさに動けるようにするためには、練習の段階から意識的にシチュエーションを作っておくことが欠かせません。ここではデュースサイドに特化した練習メニューと、試合前後に確認していきましょうというチェックポイントをまとめます。

デュースサイドの狙いを明確にする練習

まずはデュースサイドからのサーブとリターンだけに絞ったラリー練習を行い、自分がどのコースを基本の狙いにするかをはっきりさせることが大切です。コーチや練習相手にサービスボックスの中で目標エリアを決めてもらい、そこに何本連続で入れられるかを数えながら練習すると、デュースサイドに立ったときのイメージが具体的になっていきます。

デュースサイドの苦手ショットを克服するドリル

デュースサイドでバックハンドの高い打点が苦手だったり、ワイドへのサーブで外に流されると崩れやすかったりする場合には、その場面だけを切り取ったドリルを繰り返すのがおすすめです。例えば、デュースサイドで相手にスライスサーブをワイドへ打ってもらい、それをクロスとストレートに打ち分ける練習を続けることで、試合中に同じ状況が来ても落ち着いて対処しやすくなります。

  • デュースサイドからのサーブで基本となるコースを一つ決めているか
  • デュースサイドで苦手な高さや回転のボールを把握できているか
  • デュースサイドでのリターン位置をサービスラインとの距離でイメージできるか
  • ダブルスでデュースサイドを担当する場合の役割分担をペアと共有しているか
  • サーブ前にスコアを口に出し、今がデュースサイドかどうかを確認しているか
  • リターンゲームでブレークポイントがどちらのサイドから始まるかを把握しているか
  • デュースサイドでの失点パターンを書き出し、練習メニューに反映しているか
  • 試合ごとにデュースサイドでの成功体験と課題をメモに残して振り返っているか

このようなチェックリストを使って自分の現在地を確認しておくと、デュースサイドで何となく不安だと感じる理由が、技術なのか戦術なのか、あるいはルールの理解なのかが分かれて見えてきます。気付いた項目を一つずつ練習メニューに落とし込んでいくことで、デュースサイドに立った瞬間の安心感が少しずつ積み上がっていきます。

庭球犬(筋肉)
庭球犬(筋肉)

練習のときからデュースサイドだけを想定したメニューを入れておくと、本番で同じ形になったときに体が自然に反応してくれるようになるから続けてみるといいだワン。

デュースサイドに関するよくある疑問の整理

「ゲームの途中でデュースサイドとアドサイドを交代してもいいのか」という疑問に対しては、ダブルスではセットの途中でサイドを入れ替えることはできず、次のセットから変更するのが基本的なルールだと押さえておくと迷いません。シングルスでは自分一人なので実質的な問題はありませんが、ダブルスではペアや相手にも関わるため、変更するときはゲーム開始前に双方で確認しておくのがマナーです。

「デュースサイドでのサーブがどうしても不安」という場合には、まずダブルフォルトを減らすためにセカンドサーブの安定を優先し、成功体験を積みながら少しずつコースや球種のバリエーションを増やしていくとよいです。デュースサイドの苦手意識は一気に消えるものではありませんが、練習と試合を通じて小さな成功を積み重ねれば、いつの間にか得意なサイドとして意識できるようになっていきます。

テニスのデュースサイドでのプレーを伸ばすには、ルールの理解、戦術の整理、練習メニューの工夫を少しずつ積み重ねることが重要です。今日の練習や次の試合では、デュースサイドで一つだけ新しい意識やチェックポイントを試してみるという小さな目標を立てると、無理なく継続しながら着実に上達していけます。

まとめ

テニスのデュースサイドは、ゲームの始まりと同点の場面で何度も登場する、試合の流れを決める重要な位置です。コートの右半分がデュースサイドであるという基本と、サーブ順やダブルスでの役割、マナーを整理しておけば、スコアや立ち位置で迷う時間が減り、ラリーに集中しやすくなります。

また、デュースサイドからのサーブやリターンの戦術を決め、苦手な場面を想定した練習とチェックリストで準備しておくことが、試合での安心感につながります。ゲームの多くはアドサイドで決着しますが、その前の布石としてデュースサイドでどれだけ質の高いポイントを積み上げられるかが勝敗を左右するため、本記事の内容を自分のプレーに照らし合わせながら一つずつ取り入れていくとよいです。