
両方の手でショットを打てたら楽しそうだワン?
テニスで両利きプレーができたら、どこからでもフォアハンドを打てそうでワクワクしますが、本当にショット上達につながるのか迷っていませんか?このページでは、テニスで両利きプレーに挑戦する狙いと現実的な進め方を整理し、読んだあとに自分の練習計画を安心して決められる状態を目指します。
- 両利きプレーの主なメリットとリスク
- ショット上達につながる体づくりとグリップ
- フォア・バック・サーブ別の練習メニュー
- ジュニアと大人それぞれの始め方の注意
テニスで両利きプレーを始める前に知っておきたい基礎と考え方
テニスで両利きプレーを目指すとき、多くの人が「本当にやる価値があるのか」「バックハンドを鍛えた方が早いのでは」と迷いや不安を抱えます。まずはテニスにおける両利きショットの特徴を整理し、自分の目標やプレースタイルと合うかどうかを落ち着いて判断していきましょう。
テニスで両利きを目指すメリットを整理する
テニスで両利きプレーを身につける最大のメリットは、どこからでもフォアハンドに近い感覚でショットを打てるようになり、攻撃できる場面が増えることです。バック側に深く振られても利き手を持ち替えられれば、苦手なバックハンドに頼らず、回転量とスピードを両立したショットでラリーを立て直せる可能性が広がります。
もう一つのメリットは、テニスの練習で片側の肩や肘に負担が集中しにくくなり、両利きショットを意識しておくことで長期的な故障リスクを減らせる点です。試合で常時両利きプレーを使わなくても、非利き手を鍛えた経験が姿勢のバランスやフットワークの改善につながり、結果としてショット上達全体を助けてくれます。
テニスで両利きに挑戦するデメリットとリスク
一方で、テニスで両利きショットを本格的に育てるには時間と集中力が必要で、短期的には本来伸ばしたいフォアハンドやサーブの練習量が削られてしまうリスクがあります。非利き手で打つ感覚は想像以上に不安定なので、ボールが浅くなったり面の向きがバラついたりして、自信をなくす時期が訪れることも少なくありません。
さらに、試合中に両利きプレーを使うかどうか迷い過ぎると、準備の遅れやステップの乱れが生じ、かえってショットの精度が下がる可能性もあります。テニスで両利きを取り入れるなら、「まずは練習の補助として活用する」「試合で使う場面を限定する」といったルールをあらかじめ決めておくことが安全です。
テニスの両利きショットに向くプレースタイル
テニスで両利きプレーが相性の良いタイプは、もともとフットワークに自信があり、ラリー中にポジションを細かく変えることが得意な選手です。左右どちらのサイドからでも前に詰めていきたい攻撃型のプレーヤーは、両利きショットを組み合わせると角度のある展開を作りやすくなります。
逆に、ストロークをできるだけシンプルに保ちたい守備型のプレーヤーは、テニスで両利きプレーを主軸にするよりも、現状のバックハンドやスライスを安定させた方が効率的な場合が多いです。自分の性格や体格も含めて、両利きショットをメイン武器にするのか、あくまで補助的な選択肢にするのかを冷静に位置づけてみましょう。
テニスで両利き練習を始める前の目標設定
テニスで両利きプレーを取り入れるときは、「全部のショットを両利きにする」と欲張るのではなく、「まずは高いバックハンドだけを非利き手フォアで処理する」など、具体的な場面を一つ決めておくと迷いが減ります。目標が曖昧なまま両利きショットを増やしてしまうと、フォームが混ざって安定感を失う原因になりやすいです。
最初は、非利き手で打つショットの種類とコースを限定し、「高い打点のクロス」「甘いロブに対するスマッシュに近いスイング」などシンプルな役割からスタートしてみましょう。テニスで両利きプレーを活かすには、守備範囲を広げるのか、決め球を増やすのかといった役割をはっきりさせておくことが大切です。
テニスの両利き計画で押さえたい期間と優先順位
両利きショットは一朝一夕で身につかないため、テニスの年間計画の中で「チャレンジ期間」を設ける発想が役に立ちます。オフシーズンや大会が少ない時期に集中して非利き手の練習を増やし、試合が多い時期は通常のショット練習を優先するなど、メリハリをつけると負担が軽くなります。
そのうえで、テニスで両利きプレーを試す日は全体練習の一部に絞り、残りの時間は得意ショットの維持に使うとバランスが取りやすいです。両利きに挑戦することで本来のショット上達が止まってしまっては本末転倒なので、優先順位を意識しながら無理のないペースを作ってみましょう。
こうした基礎的な考え方を押さえておくと、テニスで両利きプレーを取り入れる意味がはっきりし、ショット上達につながる方向で練習内容を組み立てていけます。次の章では、実際に両利きショットを支える体づくりやグリップの工夫について具体的に見ていきましょう。
テニスで両利きショットを作るための体づくりとグリップ
テニスで両利きプレーを目指すとき、多くの人が非利き手の腕だけを意識してしまいますが、実は土台となる体幹と下半身の安定がショット上達を大きく左右します。ここではテニスの両利きショットを支える体づくりと、利き手を持ち替える際のグリップの考え方を整理していきましょう。
テニスの両利きに必要な体幹と下半身の安定
テニスで両利きショットを安定させるには、左右どちらの手でラケットを持っても同じように軸がブレない姿勢をつくることが重要です。そのためには、プランクやサイドプランクのような体幹トレーニングと、左右対称に行うランジやスクワットを組み合わせ、股関節まわりの筋力と可動域を整えておくと良いでしょう。
また、両利きプレーでは左右のスタンスが頻繁に入れ替わるため、クロスステップやシャッフルステップを使ったフットワーク練習も欠かせません。テニスコートのサービスライン上でマーカーをいくつか置き、右手と左手を交互に使いながら同じリズムでステップできるかを確認すると、両利きショットでもブレない下半身が育ちます。
テニス両利き用のグリップと利き手チェンジのコツ
テニスで両利きプレーを行うとき、ラケットのグリップチェンジが複雑になるとミスショットが増えてしまいます。最初の段階では、フォアハンドもバックハンドも近い握りで打てるように、コンチネンタルグリップかイースタングリップ寄りの設定から試してみると、利き手を持ち替えても違和感が少なくなります。
利き手チェンジのタイミングは、ボールがネットを越える瞬間から自分のコートにバウンドする前までに完了させるイメージを持つと安定します。テニスで両利きショットを狙うからといって、毎球持ち替える必要はないので、「深くバックに振られたときだけ持ち替える」など、状況を絞って練習していきましょう。
テニスで両利きショットを支える素振りとフォームづくり
いきなり実戦ラリーからテニスの両利きショットに挑戦すると、フォームが崩れやすく、ボールの行き先にばかり意識が向いてしまいます。まずは非利き手だけでラケットを持ち、鏡やフェンスを相手にゆっくりと素振りを行い、インパクトの位置やフィニッシュの形を体に覚えさせる段階を丁寧に踏むことが大切です。
その際、利き手のスイング動画と両利きショット用のスイングを撮影して見比べると、テイクバックの高さや体のひねり量の違いが分かりやすくなります。テニスで両利きプレーを成功させるには、非利き手のフォームを利き手の感覚にできるだけ近づけていくことがショット上達への近道なので、素振りと動画確認をセットにして進めていきましょう。
こうした体づくりとグリップの工夫を押さえれば、テニスで両利きプレーをしてもフォームが大きく乱れにくくなります。次の章では、実際にショット別の練習メニューを通して両利きストロークを伸ばしていく方法を詳しく見ていきましょう。
テニスで両利きストロークを伸ばすショット別練習メニュー
ここでは、テニスで両利きプレーを現実的に身につけるために、フォアハンド・バックハンド・サーブとボレーに分けて練習メニューを整理します。いきなり試合で全部のショットを両利きにするのではなく、段階的にショット上達を積み重ねていく流れをイメージしておくと、挫折しにくくなります。
テニスで両利きフォアハンドを育てる段階練習
テニスで両利きフォアハンドを育てる第一歩は、非利き手でのキャッチボールや壁当てのようなシンプルな動きから始めることです。短い距離で山なりのボールを投げ合い、非利き手側の肩甲骨と体幹が連動して動く感覚をつかんでから、ショートラリーへと移行するとスムーズにショット上達につながります。
ある程度テニスの両利きフォアが安定してきたら、クロスだけでなくストレートにもコントロールする練習に進みます。コーチや練習相手に球出しをしてもらい、「腰より低い球は利き手、高い球は非利き手フォア」といったルールでラリーをすると、自然に両利きプレーの判断が身についていきます。
- ショートラリーで非利き手フォアの面の向きを確認する
- サービスライン内で球出しを受けてコントロール重視で打つ
- クロスに慣れたらストレートにも同じフォームで打つ
- 高い球だけを非利き手フォアで処理するルール練習を行う
- 球数を決めて両利きフォアと通常フォアを交互に打つ
- 最後にゲーム形式で一部だけ両利きプレーを試す
- 練習後にフォーム動画を見返して修正点をメモする
このように段階を区切ってテニスの両利きフォアハンドを練習すると、毎回のテーマが明確になり、フォームのブレも確認しやすくなります。慣れないうちは成功率にこだわり過ぎず、まずはスイングをそろえる意識で練習していくのが安心です。
テニスの両利きバックハンドを無理なく移行する
バックハンド側でテニスの両利きプレーを取り入れるときは、いきなり片手の非利き手バックを目指すのではなく、「両手打ちの主導を非利き手に移す」段階を挟むと安全です。右利きなら左手主導の両手バックを意識し、フォロースルーで左手だけをやや強く振り切ることで、徐々に非利き手の感覚が育っていきます。
そのうえで、腰より高い打点だけを非利き手フォアに持ち替えるなど、限定条件で両利きショットを試すと、テニスのショット上達としても自然な流れになります。普段のバックハンドが極端に苦手な場合は、無理に全部を両利きにするのではなく、スライスやブロックリターンと組み合わせて守備とのバランスを取っていきましょう。
テニスで両利きサーブとボレーを覚える順番
サーブやボレーでテニスの両利きプレーを取り入れるのは難易度が高いので、まずはトスとスイングを分けた基礎練習から入ると安心です。非利き手でラケットを持ち、利き手でトスを上げる形でサーブ動作を分解すれば、回転のかけ方や体の使い方をゆっくり確認でき、いずれ両利きサーブに発展させやすくなります。
ボレーについては、テニスで両利きショットを取り入れるよりも、まずは利き手で正確な面作りを覚える方が優先度は高いです。そのうえで、ネット前で左右どちらの手にも持ち替えながらショートボレーをする遊び感覚のメニューを行うと、手先ではなく体全体でボールを運ぶ感覚が身につき、結果として通常のボレーの安定にもつながっていきます。

両利きショットは一気に極めようとせず一部の場面から試すのが現実的だワン。
ショット別の練習メニューを整理しておくと、テニスで両利きプレーをどこから導入するかが明確になり、日々の練習でも迷いが減ります。次の章では、こうして身につけた両利きショットを試合の中でどう戦術的に活かすかを考えていきましょう。
テニスの試合で両利きプレーを活かす配球と戦術
テニスで両利きプレーを練習しても、試合で使う場面が決まっていないとショット上達をスコアにつなげるのは難しくなります。ここでは、リターンやラリー、ネットプレーの中で両利きショットをどう生かすかを整理し、実戦での迷いを減らしていきましょう。
テニスで両利きを活かすリターンとラリー配球
リターンゲームでは、テニスの両利きプレーをバック側の苦手ゾーン対策として使うと効果的です。たとえばデュースサイドでワイドサーブが来やすい相手に対して、あらかじめ非利き手で構えておき、フォアハンドの形で強く叩ければ、相手にとっては意外なカウンターとなります。
ラリーでは、相手があなたのバック側に集中的に打ってくる傾向があれば、数球に一度だけ両利きショットを織り交ぜる形がおすすめです。テニスで両利きプレーを見せておくと、相手はバック側に打つこと自体をためらい始めるので、その心理的な揺さぶりが結果的にミスを誘い、ラリー全体を優位に運びやすくなります。
テニス両利きプレーのパターン構築と得点パターン
試合で両利きショットを活かすには、「いつ使うか」をあらかじめ決めておくと判断がシンプルになります。例えば、テニスで両利きプレーをする場面を「高いバックのクロス」「浅いボールからの逆クロスアプローチ」「二球連続のフォア攻撃」など数パターンに絞り込み、練習の時点から同じ手順で繰り返しておくと良いでしょう。
具体的には、「相手バックに深く打つ→浅く返ってきたら利き手フォアでオープンコートへ→追い詰められた相手がロブで逃げたら非利き手側に回り込んでスマッシュ気味に打つ」といった連携が考えられます。テニスで両利きプレーを一つのパターンとして持っておくことで、攻撃のバリエーションが増え、ゲームメイクに余裕が生まれます。
テニスで両利きと片利きショットを使い分ける判断
とはいえ、全ての場面でテニスの両利きショットを使おうとすると、判断が複雑になりミスが増えてしまいます。基本は「時間的な余裕があるときだけ両利き」「時間がないときは慣れている片利きショット」と線引きし、守備的な場面では無理に持ち替えない方が安全です。
また、調子が悪い日に両利きプレーを続けると、自信をさらに失うきっかけになりかねません。テニスの試合でショット上達を実感したいなら、「今日は両利きを試す日」「今日は安全第一で封印する日」といった形で、その日のテーマを決めてコートに立つのがおすすめです。
- サーブゲームでは基本的に慣れた利き手サーブを使う
- リターンゲームでだけテニスの両利きを部分的に試す
- ラリーでは高いバック側の一球だけ両利きを使う
- ネット前のチャンスボールで両利きスマッシュを狙う
- ラリー中に迷ったら必ず片利きショットを優先する
- セットごとに両利きプレーの使用頻度をメモして調整する
- 重要ポイントでは新しい両利きショットに頼りすぎない
こうした方針を決めておけば、テニスで両利きプレーを使う場面が整理され、ショット上達を試合の結果に結びつけやすくなります。次の章では、ジュニアと大人それぞれが両利きショットに挑戦するときの注意点を見ていきましょう。
テニスで両利きを目指すジュニアと大人の始め方と注意点
テニスで両利きプレーに挑戦する価値は、年齢や競技レベルによって少しずつ変わります。ここではジュニア期と大人になってからのケースに分けて、両利きショットをショット上達に結びつけるための考え方と注意点を整理していきましょう。
テニスで両利きを目指すジュニアの注意ポイント
ジュニア期は神経系の発達が著しく、テニスで両利きプレーを経験させるには適した時期ですが、無理に結果を求め過ぎるとフォームが混乱してしまいます。まずは遊びの延長でラケットを両手に持ち替えるゲームを取り入れ、「利き手じゃなくてもボールに触れるのが楽しい」と感じてもらうことが出発点になります。
そのうえで、試合志向が強いジュニアにはコーチと相談しながら、シーズンごとに「通常フォームの定着」と「両利きのチャレンジ」の比率を決めていくと良いでしょう。テニスで両利きショットを育てることが長期的な武器になる可能性もありますが、現時点での試合結果やストレスとのバランスを見ながら、段階的に導入していくのが安心です。
テニスで両利きを始める大人の進め方とケガ予防
大人になってからテニスで両利きプレーを始める場合、最も大切なのはケガをしないペースで進めることです。普段あまり使っていない肩や肘に急に負荷をかけると、筋肉痛だけでなく関節のトラブルにつながることがあるため、最初は非利き手を使ったキャッチボールや素振りだけの日を設けるなど、準備段階を丁寧に取りましょう。
また、仕事や家事で疲れがたまっているときは、テニスの両利きショットの練習量を減らし、ストレッチやマッサージを優先する決断も必要です。ウォームアップでは肩回りや前腕のストレッチを多めに入れ、クールダウンでアイシングや軽いストレッチを行うことで、両利きプレーに挑戦しながらも体を長くいたわることができます。
テニスで両利きショットに行き詰まったときの見直し方
練習を続けていると、テニスで両利きショットの上達が止まったように感じる停滞期が必ず訪れます。そんなときは、フォームそのものを変える前に「どの場面で両利きを使うと決めているか」「成功したときの共通点は何か」をノートに書き出し、判断のルールと成功パターンを整理するところから見直すのがおすすめです。
それでもうまくいかない場合は、一度両利きプレーの試行を減らし、通常のショットで自信を取り戻してから再開するのも賢い選択です。テニスで両利きプレーを続けるかどうかは短期的な結果だけで決める必要はなく、長い目で見てショット上達や体のバランスにプラスかどうかを考えて調整してみましょう。

両利きに行き詰まったら一度引き算して基本ショットを整え直すのも立派な選択だワン。
ジュニアでも大人でも、自分の体と相談しながらテニスで両利きプレーに向き合う姿勢があれば、遠回りに見えても必ず得るものがあります。両利きショットを通じて体の使い方やメンタルの整え方を学べば、たとえ最終的に片利きスタイルに戻ったとしても、ショット上達に役立つ経験値として残り続けます。
テニスで両利きプレーをショット上達につなげるまとめ
テニスで両利きプレーを目指すことには、どこからでもフォア感覚で打てる攻撃力や左右のバランスを整えられるといった魅力がある一方で、習得に時間がかかり練習の優先順位を誤ると本来のショット上達を遅らせてしまうリスクもあります。この記事で整理したように、まずは自分のプレースタイルや年間の試合予定と照らし合わせ、「どの場面を両利きショットで補強するのか」を具体的に決めておくことが重要です。
そのうえで、体幹と下半身を整えるトレーニング、非利き手フォアや左手主導バックの段階練習、リターンやラリーでの限定的な活用パターン、年齢に応じたケガ予防といったポイントを押さえていけば、テニスで両利きプレーに挑戦すること自体が確かな経験値となり、最終的に片利きスタイルを選んだとしてもショットの質と戦術の幅が高まっていきます。今日からは「全部のショットを両利きにしなければ」と焦るのではなく、自分のテニスにとって意味のある一場面から静かにチャレンジを始めてみましょう。

