
デュースって結局いつ終わるのか分からないまま試合をしている人も多いんだワン。
テニスを始めたばかりだと、デュースとは何を意味するのかよく分からないまま、周りのコールに合わせて何となくプレーしていることが少なくありません。そんな状態のまま試合に出続けてしまっていないか、一度立ち止まって考えてみませんか?
この記事ではデュースとはどんなスコアの状態を指すのかを整理し、アドバンテージやノーアドとの違い、知っておきたいマナーや練習法までまとめます。読み終えたときにはスコアコールや振る舞いに迷わず、落ち着いて試合を楽しめる自分になっているはずです。
- デュースの意味とポイントの数え方
- アドバンテージやノーアドとの違い
- デュース周りのマナーと練習法
デュースとはテニスのスコアが40対40になった状態のこと
まずはデュースとはテニスのゲームでスコアが40対40になり、そこからどちらかが2ポイント連続で先行しないと決着しない状態を指す言葉だと押さえておくと理解しやすくなります。ここではポイントの増え方や呼び方を落ち着いて整理してみましょう。
テニスでデュースがコールされる基本のタイミング
通常のゲームではサーバーとレシーバーがそれぞれ0ポイントからスタートし、1ポイントずつ取るたびにラブ、フィフティーン、サーティ、フォーティとカウントが進みます。互いに3ポイントずつ取り合ってフォーティーオールになった瞬間、あるいはアドバンテージのあとに再び同点になったときに「デュース」とコールされます。
デュースはゲームが終わる一歩手前の緊張した状態
デュースとはゲームの勝敗まであと一歩という場面なので、サーブを打つ側もリターンする側も同じだけゲームを取るチャンスとピンチを抱えている非常に緊張した状態になります。ここでどちらが先に落ち着いてラリーを組み立てられるかが、そのゲームだけでなく試合全体の流れを大きく左右しやすくなります。
デュースからゲームが決まるまでの流れをイメージしよう
たとえば40対40のデュースからサーバーが1ポイント取るとスコアはアドバンテージサーバーとなり、次のポイントをもう一度取ればゲームを獲得できます。逆にそのポイントを失って再び40対40になればコールは再度デュースとなり、どちらかが2ポイント連取するまでこのやり取りが繰り返されます。
ポイントカウントとデュースの呼び方を表で整理
デュースとは通常のポイントカウントの延長線上にある特殊な呼び方なので、数字だけでなく口頭でのコールと合わせて覚えておくと試合観戦やスコア付けが分かりやすくなります。下の表でよくあるスコアの場面と、そのときの口頭の言い方やデュースとの関係を確認しておきましょう。
| 獲得ポイント数 | 口頭のカウント例 | スコア表示例 | デュースとの関係 |
|---|---|---|---|
| 0-0 | ラブオール | 0-0 | まだデュースとは呼ばないゲーム開始の状態 |
| 3-2 | フォーティーサーティ | 40-30 | どちらかがあと1ポイントでゲームの状態 |
| 3-3 | フォーティーオール/デュース | 40-40 | 初めてデュースとコールされる状態 |
| 4-3 | アドバンテージサーバー | Ad-40 | デュースからサーバーが1ポイント先行 |
| 3-4 | アドバンテージレシーバー | 40-Ad | デュースからレシーバーが1ポイント先行 |
| 4-4 | デュース | 40-40 | アドバンテージが取り返され再びデュース |
表を見ると分かるように、デュースとは単に40対40のことではなく、その前後でアドバンテージという特別なコールが挟まれながらゲームが進行していくことが特徴です。スコアの流れごと頭に入れておくと、今どちらが有利なのかを冷静に把握しやすくなります。
ほかのスポーツで使われるデュースとの違い
バレーボールや卓球などでもデュースという言葉が使われますが、そこでも基本的な意味は「ある得点以上での同点になり、2ポイント差がつくまで続く状態」という点でテニスと共通しています。とはいえテニスではポイントカウントやサイドチェンジのタイミングなど独自の要素も多いので、デュースとはテニス固有の文脈でどう扱われるかを意識して覚えておくと混乱しません。
ここまで押さえたように、デュースとはテニスのゲームの区切り目であり、アドバンテージと組み合わせてゲームの勝敗を決める重要な仕組みです。まずは数字とコールの対応を頭に入れておくことで、試合中もスコアを自分で管理しやすくなります。
デュースとはテニスのアドバンテージルールと深く結びついた仕組み
デュースとはテニスで2ポイント差がつくまでゲームが続く状態ですが、その途中で登場するのが「アドバンテージ」というルールで、スコアの理解にはこの関係性を知っておくことが欠かせません。アドバンテージの意味とデュースがどこまで続くのかを整理しておけば、試合形式が変わっても戸惑いにくくて安心です。
デュース後に現れるアドバンテージの基本
デュースのあとにどちらかが1ポイント取ると、そのプレーヤーはアドバンテージを得たとみなされ、コールでは「アドバンテージサーバー」や「アドバンテージレシーバー」と呼ばれます。次のポイントをそのまま取ればゲーム獲得、失えば再びデュースというシンプルな流れなので、いつ自分が有利な立場にいるのかを落ち着いて判断できるようにしておきましょう。
デュースゲームは理論上何回でも続く
ルール上、通常のデュースとはどちらかのプレーヤーが2ポイント連続で取るまで続く方式なので、極端な話をすればスコアがデュースとアドバンテージを何度も行き来してゲームが長時間続くこともあります。実際の大会では試合全体の時間を管理するためにタイブレークや時間制限を組み合わせることもありますが、基本の考え方としてはデュースゲームの回数に明確な上限はありません。
ノーアドバンテージ方式やセミアドとの違い
練習試合やダブルスの大会では、時間短縮のためにノーアドバンテージ方式が採用されることがあり、この場合は40対40のデュースから次の1ポイントを取った側がそのままゲームを獲得します。デュースのあと1度だけアドバンテージを認め、2回目のデュースになったら次の1ポイントで決めるセミアドバンテージ方式を使う大会もあるので、試合前にどのルールなのかを必ず確認しておくと混乱を防げます。
このように、デュースとはテニスのゲーム形式によって細かな運用が変わることがあるものの、根本には「一定の同点から2ポイント差をつける」という共通の考え方があります。出場する大会ごとの説明をしっかり聞き、自分の中でルールを整理しておくことがフェアな試合運びにつながります。
デュースとはテニスの戦術とメンタルが試される勝負どころ
実際の試合ではデュースとは単なる数字の問題ではなく、ラリーの方向性やショットの選択、メンタルの安定が一気に問われる勝負どころとして意識されます。ここではサーブ側とリターン側それぞれの考え方を整理し、自分なりのパターンを作りながらプレーの質を高めていけるようにしていきましょう。
サーブ側がデュースで意識したい配球とリスク管理
サーブを打つ側にとってデュースとは、自分の得意なコースやパターンを信じてポイントを取りに行きたい場面ですが、無理にエースを狙いすぎるとダブルフォールトや凡ミスで流れを失いやすくなります。まずはファーストサーブを高い確率で入れつつ、相手のバックハンド側や苦手なコースを中心に配球し、ラリーの主導権を握ることを最優先に考えると安定しやすくなります。
リターン側がデュースで心掛けたいこと
リターン側にとってもデュースとは大きなチャンスなので、力みすぎてリターンをアウトしてしまうより、まずはコートの中央寄りにしっかり返してラリーを続けることを優先するほうが結果的にポイントを取りやすくなります。特にアドバンテージレシーバーの場面では、相手のサーブの傾向を読みつつ得意なスイングをしやすいコースに絞って構えることで、プレッシャーに飲まれにくくなります。

デュースで一発逆転を狙いすぎて普段より速いボールを打つと、かえってミスが増えて流れを失いやすいから気をつけるんだワン。
ダブルスでのデュースとポジションの考え方
ダブルスではデュースとは前衛と後衛のポジションやサインがより重要になる場面であり、サーブ側はどちらが前に詰めるかやストレートをどうケアするかなどをペアで共有しておく必要があります。Iフォーメーションやオーストラリアンフォーメーションなどを使う場合も、どのコースにサーブを打ちどのコースのリターンを狙ってほしいのかを事前に決めておくと連携ミスを減らせます。
このようにデュースとは技術だけでなくペア同士のコミュニケーションやメンタル面も試される場面なので、普段の練習からデュースゲームだけを切り出して繰り返すメニューを取り入れると実戦での落ち着きが変わってきます。自分なりの得意パターンをいくつか用意しておけば、プレッシャーの中でも迷いなく選択できるようになります。
デュースとはテニスのマナーや試合進行にも影響する重要な場面
テニスではルールブックに書かれていることだけでなく、相手や周囲への気配りとして守りたいマナーが多く存在し、その多くはデュース周りの振る舞いにも深くかかわっています。ここで紹介するポイントを意識しておくと、デュースとはどんな場面かを理解しながらお互いに気持ちよくプレーできるのでおすすめです。
デュース時のスコアコールと確認のマナー
デュースが何度も続くと現在のスコアが分からなくなりがちなので、サーブを打つ前に自分から「デュース」「アドバンテージ〇〇」などと明瞭にコールし、相手のうなずきを確認してからポイントを始めるとトラブルを防げます。もしスコアに食い違いが出たと感じたら、直近のポイントの流れを冷静に言葉で振り返りながら相談し、納得のいくところからやり直す姿勢を持つことが大切です。
長いデュースゲームでの時間の使い方
デュースとはどうしてもポイント間の緊張が高まる局面なので、ラケットのストリングを整えたり深呼吸をしたりしながら数秒だけ自分のルーティンを行うのは問題ありませんが、必要以上に時間をかけて相手を待たせるとマナー違反と受け取られやすくなります。サーブ前の準備にかける時間を普段から一定にしておくと、自分のリズムを守りつつ相手にも公平なテンポでプレーできるので、試合全体の雰囲気も良くなります。
ビギナーやジュニアとデュースをするときの配慮
まだルールに慣れていない相手とプレーするときは、デュースとはどんな状態なのかを簡単に説明しながらスコアをコールし、分からなさそうな様子を感じたらその場で丁寧に補足してあげると安心してもらえます。ゲームが長引きすぎて集中が切れていそうな場合には、事前に合意したうえでノーアドバンテージ方式に切り替えるなど、相手の経験や体力に合わせた工夫を提案する姿勢もフェアプレーにつながります。
マナーの面から見ても、デュースとは相手を尊重する気持ちや公平に試合を進めようとする姿勢が最も見えやすい場面だといえます。ルール面の理解と合わせてこうした配慮も意識しておけば、競った試合でもお互いに気持ちよく握手で終われる可能性が高まります。
デュースとはテニス初心者が上達のために重点的に練習したいテーマ
デュースの場面が怖いと感じるのは、そこで何をすればよいかの準備や練習が不足しているだけのことが多く、事前に自分なりのパターンを作っておけばむしろ得意の展開に変えることもできます。ここではデュースとはどんな状態かを意識しながら自分のプレーを磨ける練習方法や、日頃から取り入れてみましょうという工夫を紹介します。
一人でもできるデュース場面を想定した練習
壁打ちや球出し練習のときに「今はデュースでサーブ側」「次はアドバンテージレシーバー」と具体的な状況をイメージしながら打つだけでも、デュースとはどういう流れの中にあるのかを体に覚えさせる良いトレーニングになります。ノートやスマートフォンに苦手な場面を書き出し、「デュースサイドでバックハンドへのリターンが浅くなる」などと整理しておくと、次の練習で重点的に取り組むポイントが見えやすくなります。
ペアやコーチと行うデュースゲーム練習
パートナーやコーチと練習するときは、最初から40対40のデュースの状態でスタートするミニゲームを設定し、短い時間で何度も勝負どころを体験するメニューを取り入れると効果的です。サーブ側だけ、あるいはリターン側だけを交代しながら繰り返すことで、デュースとはどちらの立場でも同じようにチャンスがあることを体感でき、プレッシャーへの耐性も少しずつ高まっていきます。

デュースの練習では本番より少しきつい設定にしておくと、試合で同じ状況になったときに楽に感じられて集中しやすくなるんだワン。
デュースに関するよくある質問と答え(FAQ)
最後に、デュースとは何かを理解しようとしているときに多くの人が疑問に感じやすいポイントをQ&A形式でまとめておきます。細かなルールやマナーの疑問をここで一度整理しておくことで、試合中に迷う場面を減らしやすくなります。
- デュースは何回まで続きますか? 基本的にどちらかが2ポイント連続で取るまで回数制限なく続きます。
- デュースから1ポイント先行したときは何とコールしますか? サーブ側ならアドバンテージサーバー、レシーブ側ならアドバンテージレシーバーとコールします。
- ノーアドバンテージ方式でも40対40をデュースと呼びますか? はい、40対40の状態自体はデュースと呼び、次の1ポイントでゲームが決まるという違いがあります。
- タイブレークではデュースはありますか? ポイントは1、2、3と数えていき、同点から2ポイント差がつくまで続く仕組みですが、名称としてデュースとは呼ばないことが一般的です。
- ソフトテニスでもデュースの考え方は同じですか? 得点の数え方は異なりますが、一定の同点から2ポイント差をつけるという意味では硬式テニスとほぼ同じ考え方です。
- デュースサイドとアドサイドの違いは何ですか? 自陣からネット方向を見て右側がデュースサイド、左側がアドサイドで、デュースとは主に右側から始まるラリーのことを指します。
- 「ジュース」と発音するのは間違いですか? 英語ではデュースと発音しますが、日本ではジュースと聞こえる言い方も多く、意味が通じていれば実務上は大きな問題になりません。
- デュースの途中でサーブ順を変えてもよいですか? 1ゲームの途中でサーブ順を変えることはできないため、デュースとはいえそのゲームを通じて同じプレーヤーがサーブを続けます。
- デュースでのネットインポイントはどう扱われますか? 他の場面と同じく有効なインプレーのボールとして扱われ、インかアウトかの判定だけでポイントの有効性が決まります。
- 長いデュースゲームの途中でのチェンジコートはありますか? コートチェンジはゲーム数が奇数になったときに行うため、デュースとはゲームの長さにかかわらず特別なチェンジのタイミングはありません。
よくある疑問を一度まとめて確認しておくと、実際の試合でデュースとはどんな場面かを思い出しやすくなり、慌てずに次に取るべき行動へ意識を向けられます。気になった項目があれば自分の言葉でメモしておき、練習や試合の前に読み返しておくと理解がさらに深まります。
デュースのルールや考え方を知識として理解するだけでなく、日々の練習メニューに落とし込むことで、デュースとはむしろ自分が得意とする展開だと感じられるようになります。少しずつ経験を重ねながら、自分ならではの勝負どころの戦い方を磨いていきましょう。
まとめ
デュースとはテニスで40対40やアドバンテージの取り合いになったときに現れる特別なスコアの状態であり、2ポイント差がつくまでゲームが続くというルールによって試合のドラマを生み出しています。この記事では各種の試合形式やマナー、練習方法を整理し、公式ルールや指導現場で語られている考え方を踏まえて分かりやすくまとめました。
あとは自分の試合や練習に照らして、どの場面でデュースになることが多いのかを振り返り、今日から一つでも実践しやすい工夫を取り入れてみてください。ルールとマナーを理解しておけば、競ったゲームでも落ち着いてプレーしやすくなり、テニスそのものをもっと楽しめるようになります。
参考文献
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- votatennis「テニスのデュースとは?ノーアドバンテージ方式との違いを解説」 著者: 記載なし 公開日: 2023年9月13日 アクセス日: 2025年12月19日 URL: https://votatennis.com/rule-deuce/
- DESCENTE MEDIA「テニスの基本的なルールを知ろう!コートの種類や点数の数え方」 著者: 記載なし 公開日: 2022年頃 アクセス日: 2025年12月19日 URL: https://www.descente.co.jp/media/sports/tennis/
- Toray Pan Pacific Open Tennis「テニスの見方~テニス基本ルール・試合編~」 著者: 記載なし 公開日: 年月日記載なし アクセス日: 2025年12月19日 URL: https://www.toray-ppo.com/tennisguide/guide02/
- アイテニス「初心者のためのテニスルール解説 さらに詳しく!『デュース』について」 著者: 記載なし 公開日: 2025年3月2日 アクセス日: 2025年12月19日 URL: https://i-teni.com/rule-deuce/
- テニスファンズ「【試合形式】ポイントカウントが40-40になった時のルール」 著者: 記載なし 公開日: 2024年7月14日 アクセス日: 2025年12月19日 URL: https://tennis-fans.com/2024/07/14/

